2015年9月11日金曜日

安心できる中古住宅購入のために -インスペクション

 先日までの台風も去り、関東地方では晴れ間が広がっております。
 さて、宅地建物取引主任者が士業化されて初めての宅地建物取引士試験が来月に控えています。士業化により、公正・誠実でより高い倫理意識を持って業務に取り組むことが期待されている宅建業従事者。公正・誠実な取引のための取組みのひとつとしてあげられるのが「インスペクション」です。
 中古住宅流通市場の活性化策として、政府が掲げているホームインスペクションの普及。「既存住宅インスペクション・ガイドライン」にもとづき住宅の専門家が実施する検査のことです。この検査を受けることで、第三者的な立場かつ専門家の見地から住宅の劣化状況、欠陥の有無などを明らかにすることができ、中古住宅を購入したいけれど、物件の詳しい状態が分からない、といった購入者の不安解決にもつながります。
 今後、レインズはじめ大手不動産ポータルサイトでも、物件検索項目にインスペクション物件かどうかの表示がスタンダード化していきます。ただし、ひと言にインスペクションといっても、建物の劣化検査のみのものから、建物性能やシロアリ被害まで検査するものまで、検査レベルは様々です。マイホーム購入は人生の大きな買い物。第三者による検査を活用し、納得して購入したいものです。
 ERA本部では加盟店と共に、「顧客志向と消費者保護」の理念のもと、消費者の方々が安心してお取引いただけるようなサービスを提供しております。住まいに関するご相談は、お近くのERA加盟店まで是非お気軽にお寄せ下さい。

★10月31日まで「秋の全国住宅フェア」を開催しております。
http://www.erajapan.co.jp/fair/15fair_a/default.htm