2016年10月27日木曜日

ホームインスペクション ~安心して中古住宅を購入するために~

すっかり秋が深まり、朝晩は寒くなって参りました。
さて、今回は住宅診断「ホームインスペクション」についてのお話です。

ホームインスペクションとは、インスペクターと呼ばれる住宅の専門家が実施する住宅診断のことで、この検査を受けることにより、中古住宅を購入する際、その物件の劣化状況、欠陥の有無などを明らかにすることができます。中古住宅の流通が活発なアメリカでは、約8割の人が住宅購入前にインスペクションを行うそうです。購入前に物件の状態が分かることで、安心して購入できることに加え、価格の妥当性や、どの程度リフォームが必要なのか、どの部分は直さなくても使えるのか、購入後にかかる費用が把握できることも利点です。

日本では、まだまだ新築志向が根強いものの、リーマンショック以降、新設住宅着工戸数は100万戸を下回っています。政府も中古住宅市場の活性化に力を入れており、今後、中古住宅の流通が活発になることが予想されます。それに伴い、今年1月には宅地建物取引業の改正案が提出され、2018年からは売買仲介の際、宅地建物取引士からお客様へ、インスペクション実施状況の説明が義務付けられる予定です。


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