2014年4月2日水曜日

世界大会

3月24日から26日までアメリカ・カリフォルニア州のロサンゼルスでERA世界大会が開催されました。今年の大会は、アメリカで人気を博している不動産リアリティ番組出演者が司会を務めたり、カンファレンス参加者が一同に会し踊ったり、エンターテインメントの都・ロサンゼルスらしい、華やかな雰囲気な中で行われました。アメリカ国内のERA加盟店を始め、ヨーロッパ、アジア各国からも延べ約2000名が集まり、私も、久しぶりのERAの仲間たちとの再会で、親交を温めました。





アメリカの不動産市況は、2011年リーマンショック以降の落ち込みから回復基調をみせており、今年も更なる上昇が見込まれますが、「好調な時ほど地域密着で効率を考えた活動をしなければいけない」というERA社長 チャーリー・ヤングの話が印象的でした。

また、アメリカにおける不動産会社経営者の平均年齢がおよそ60歳前後、高齢化が進んでいます。経営者の世代交代が1つの課題となっており、今回の大会でも、若い世代への事業継承や次世代の優秀な人材の育成に焦点が当てられた内容が多く盛り込まれました。

大会の前日には、ロサンゼルスから約60km南東に位置し、リチャード・ニクソン元大統領の出身地として知られるYorba LindaにあるERA加盟店・ERAノースオレンジカウンティを訪問、不動産物件の視察をしました。





アメリカでは、日本とは異なり、中古住宅の流通・取引が盛んで、不動産取引全体の約70%が中古住宅と言われています。日本のように、30代で購入したマイホームで一生を過ごすのではなく、ライフステージによって、その時のライフスタイルに合った住宅に住み替えをするということが一般的に行われています。実際に、2013 NAR Home Buyer and Seller Generational Trendsによると、全体の約75%は15年以下で住み替えをしています。

定期的な住宅のリフォームやメンテナンスは、住宅の市場価値を維持させ、中古住宅の売買を促進する一因となっています。アメリカでは、中古住宅は、社会的な資産として何世代にも受け継がれています。日本でも、今、こうした中古住宅の市場価値の維持・流通の促進を図ろうという気運が強くなっています。我々、イーアールエージャパンも、ERA加盟店と一緒に中古住宅流通促進に努めております。


お住まいに関するお悩み、ご相談等は、お近くのERA加盟店までご相談下さい。

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