在日台湾不動産協会 一周年大会

 先日、「在日台湾不動産協会」の一周年大会に来賓としてご招待いただき、参加して参りました。「在日台湾不動産協会」は、日本で在日台湾不動産業者の方々が不動産取引をする際の架け橋として、不動産業の健全な発展を図り、台湾と日本の不動産仲介取引向上に寄与することを目的とする一般社団法人です。在日台湾不動産協会では、ERA台湾の駐日代表 大川氏が顧問を務められています。一周年大会への出席者は、不動産関連業者を主に約250名。ERA台湾のジャック会長はもちろん、台湾不動産業界と親交の深い(公益社団法人)全日本不動産協会の理事を務められるERA三愛の原嶋社長様も来賓として出席されていました。当日は、外部講師を招いた講演会や、物件やマーケットについての情報交換、懇親の場が設けられ、有意義な時間となりました。

 台湾に限らず、不動産の国際取引への関心は、インバウンド、アウトバウンドともに高まっています。今後も、34の国と地域に広がるERAの国際ネットワークやAREAA（全米アジア不動産協会）、全米リアルター協会などの国際的なつながりを活かし、お客様に有益な情報を提供できるよう努めてまいります。住まいに関するご相談は、お近くのERA加盟店までお寄せください。

ホームインスペクション ～安心して中古住宅を購入するために～

すっかり秋が深まり、朝晩は寒くなって参りました。

さて、今回は住宅診断「ホームインスペクション」についてのお話です。

ホームインスペクションとは、インスペクターと呼ばれる住宅の専門家が実施する住宅診断のことで、この検査を受けることにより、中古住宅を購入する際、その物件の劣化状況、欠陥の有無などを明らかにすることができます。中古住宅の流通が活発なアメリカでは、約8割の人が住宅購入前にインスペクションを行うそうです。購入前に物件の状態が分かることで、安心して購入できることに加え、価格の妥当性や、どの程度リフォームが必要なのか、どの部分は直さなくても使えるのか、購入後にかかる費用が把握できることも利点です。

日本では、まだまだ新築志向が根強いものの、リーマンショック以降、新設住宅着工戸数は100万戸を下回っています。政府も中古住宅市場の活性化に力を入れており、今後、中古住宅の流通が活発になることが予想されます。それに伴い、今年1月には宅地建物取引業の改正案が提出され、2018年からは売買仲介の際、宅地建物取引士からお客様へ、インスペクション実施状況の説明が義務付けられる予定です。

イーアールエーでは、主要構造の基本的な検査から、細かい設備検査、リフォームの提案まで、幅広いプランを準備しております。ご興味がありましたら、お気軽にお近くのERA加盟店までご相談ください。

全米リアルター協会（NAR）との提携

9月に入りましたが、まだまだ残暑の厳しい日が続いております。

さて、この度LIXILイーアールエージャパンは、不動産フランチャイズチェーンとして日本で初めて、全米リアルター協会（以下NAR）と提携をいたしました。9月5日には、NARの日本大使 マーク北林氏が来日され、調印式を行いました。

NARは、中古住宅市場の最先端を行くアメリカ最大の不動産業界団体で、約120万人の会員がいます。独自の厳しい倫理綱領を定め、会員のレベル向上のため、情報提供や研修を実施しています。日本では昨年、宅地建物取引主任者が士業化され、不動産業従事者は、倫理観や専門家としての業務の高い質が求められています。NARに所属する不動産エージェントは、その厳しい倫理綱領を守り、高い倫理観を持って業務に取り組んでいることの証明として、NARの登録商標である「REALTOR®（リアルター）」のロゴ使用を認められています。

今回のNARとの提携により、全国のERA加盟店もNARの国際会員となり、本部共々今まで以上に質の高いサービスの提供に努めて参ります。今後、ERA加盟店の営業担当がお客様と名刺交換する際に、「REALTOR®」のマークをご覧になることもあるかと思います。

LIXILイーアールエージャパンでは、これまでも「ERAには高度なスキルで、不動産と住まいに関する課題を解決するリアルターがいます。」とPRしてきました。NARの会員となることで、更なる業務の質向上を実現して参ります。住まいに関するご相談の際は、ぜひお近くのERA加盟店にお立ち寄りください。

調印式の様子

(左)全米リアルター協会 日本大使 マーク 北林氏
(右)LIXILイーアールエージャパン 社長 斎藤 雄二

ERA35周年記念全国大会

就任後、初めてのブログ更新となります。どうぞよろしくお願いいたします。
さて、この度7月6日、7日の2日間にわたり、東京・台場で「ERA35周年記念全国大会」を開催いたしました。ERA加盟店様をはじめ、来賓、報道関係者を含め、約９００名の方々に参加いただき、35周年を祝う盛大な大会となりました。ご参加いただいた加盟店の皆様、来賓の皆様、誠にありがとうございました。

今年のグランドチャンピオンは、賃貸部門はERA賃貸山信(神奈川県) 唐岩聡多さん、売買部門はERA石井不動産(愛知県) 田中健さんが輝きました。いずれも初めての受賞です。唐岩さん、田中さん、そして各種表彰の受賞者の皆様、加盟店様、本当におめでとうございます。

35周年を迎えたERAが今後目指すのは、地域の皆様、あるいは業界の方も含めて、誰からも「ERA LIXIL不動産ショップならば、誠実で、安心して取引ができる」と言われるフランチャイズチェーンになることです。加盟店様と共に、地域密着・誠実営業、といったERAの理念のもと、地域の皆様から親しみやすく、信頼いただける不動産チェーンを目指して参ります。住まいに関するご相談は、お近くのERA加盟店までお気軽にお寄せ下さい。

AREAAグローバルサミットに参加して

新緑が美しい季節、すっかり暖かくなり、過ごしやすい日が続いております。
さて、4月3日～5日に、ハワイで開催された「AREAA(※)グローバルサミット」に参加して参りました。世界各国からエージェントが集まり、それぞれの不動産市場や携わっているプロジェクトなどについて、情報交換をすることが主な目的です。

各国の参加者が、自社の取り組みや商品についてプレゼンをするインターナショナルセッションや、全米およびハワイの不動産市場、日本との法律の違いなどをAREAAのメンバーが説明する日本語セミナー、現地の住宅を見学する不動産視察ツアーなど、内容の濃い3日間でした。

ハワイ、特にオアフ島の不動産価値は、留まるところなく上がっており、特にワイキキ周辺では、ワンベッドルームのコンドミニアムでも100万ドル(約1億円)は当たり前というほど高騰しています。現在、開発が最盛期のアラモアナでは、コンドミニアムが続々と建てられていますが、平均でも8割弱はすでに買い手が決まっているそうです。既存の住宅価格も上がり続けているそうで、見学したコンドミニアムでは、6年前に1億円程だった物件が、今では5.5億円だとか。複数のデベロッパーや、エージェントの話を聞きましたが、皆口をそろえて、ハワイにおける不動産価格の高騰は、今後も益々進むと話していました。中古住宅流通が活発なアメリカ本土とは、また少し違ったハワイの市場を肌で感じられる良い機会になりました。

LIXILリアルティでは、日米間での不動産売買をサポートできるよう、昨年5月にAREAAと提携致しました。今後、不動産の海外取引は益々増えていくことが見込まれます。イーアールエージャパンでは、アメリカのみでなく、世界のERAネットワークを活かした不動産取引が可能です。ぜひお近くのERA加盟店までご相談ください。

※AREAAとはアメリカのアジア不動産協会（Asian Real Estate Association of America Global Inc)のことで、全米で唯一存在する、住宅市場に携わるアジア系アメリカ人の専門家のための事業者団体です。
2003年の設立以来、AREAAはアジア系アメリカ人の受託取得の機会を増やし、協会会員のビジネス拡張に繋がる業務向上の機会を提供するという二つの使命を掲げています。

新年のご挨拶

新年明けましておめでとうございます。

年頭にあたり、謹んで新年のご挨拶を申し上げます。

本年も皆様にとって素晴らしい年であります様、心よりお祈り申し上げます。

今年は、日本初の不動産フランチャイズチェーンとしてスタートして35周年、ERAへのブランド変更から15周年を迎えます。昨年、建設業界では、杭打ちデータの改ざんが大きなニュースになりました。それに伴い、住宅業界の品質に対する信用が揺らいでいます。我々においても、今後、宅建業従事者がより高い知識、サービス、そして資質を今まで以上に期待されることは明白です。ERAでは、本年も「REALTOR」（高度なスキルで住まいと不動産のあらゆる課題を解決する人）というキーワードで、お客様とのコミュニケーションを図り、信頼される店舗づくりを心掛けていきます。

そして、地域に密着し、活動する不動産会社として、お客様に何ができるか、エリアでどう貢献できるかを考え、その地域で誰からも頼られる不動産会社を目指して参ります。住まいに関するご相談は、お近くのERA加盟店まで是非お気軽にお寄せ下さい。

★ERAでは3月31日（木）までの期間中に、ERA加盟店にてご来店されたお客様を対象に、「春のいつもあなたのそばにフェア」を開催中です。詳しくは下記をご覧ください。

http://www.erajapan.co.jp/fair/16fair_s/default.htm

  

1月8日に開催された「ERA新春経営トップセミナー」 会場の様子