2009年10月14日水曜日

ハワイの不動産現状

10月8日(金)

イーアールエー本部セミナー室に、ハワイのERA加盟店 ERA Signature Homesのジョアン杉野さんをお迎えして、「ハワイ不動産セミナー」を開催いたしました。


今回は、ハワイの不動産市場をお話いただきました。



















杉野さんは日本の東京生まれながら10歳の時に渡米、ハワイでは長谷工や三井不動産販売のエージェントとしても活躍され、ホノルルの不動産事情、取引を熟知されています。

ハワイの不動産について彼女の判断は「今は購入のチャンス」というもの。


理由は二つ。

①円ドルの為替レートの動き




















一時は140円を越した円ドルレートが90円を切っている現在、同じドル金額でも支払う円金額はピークに比べて30%は減っていること。



②不動産価格が金融危機でこの間下落したのですが、最近の取引動向として上昇の兆しを見せていること
























例えば買い付けが複数入る物件が現場では徐々に出てきている動きや、売り出し物件の数が減少したことがあげられます。




















そうした全体的な現状に加え、ホノルルの市場の特殊性からの判断も付け加えられました。




特殊性とは・・・



ワイキキビーチ近郊については既にほとんど開発が終わってしまっており、これからマンションが新たに建築される動きはほぼ無いこと
↓↓↓


従って既存のマンション物件の供給が主になることから、そうしたマンションの著しい価格下落は見込まれないことです。


そうした物件として具体的に当てはまるのは、ワイキキ・バンヤンやワイキキ・ビーチ・タワーといった物件が挙げられます。

但し、こうしたマンションを購入する場合、階数への考慮は必然とのこと。

マンション価格は低い階の部屋より高い部屋の階の方が高値になるのが普通ですが、

ハワイの場合はこの差が特に著しいことを、具体的な物件を挙げてご説明いただきました。




例えばワイキキ・ビーチ・タワーの現在の売り物件を見ると、

4階の一室は210,000ドル⇒18階の一室は一挙に700,000ドル まで行っているわけです。

高いが海岸の眺めが上から遮蔽物なしに絶景で臨めますから、この場合、できれば上の階を買えるようなら、そうしておいた方が資産価値保全には得策との判断です。

そのほか、いろいろなアドバイスを頂戴しました。


詳しい資料、情報についてはイーアールエー・ジャパン国際部へお問合せください。

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