2009年10月30日金曜日

「借りる」より「買う方」が断然おトク!

先日、「女性のための快適住まいづくり研究会」代表 小島ひろ美さんのお話を聞きましたので、皆様にも披露いたします。

小島さんは、貯金のない人ほど新築購入向きであり、住宅ローンの返済は「マンション貯金」のようなものだとおっしゃっています。

マンションを買うとなると何千万円も借金をし、何十年もかかってローンを返済していかないとならない。それに引っ越したいと思っても、簡単に出来そうに無いし・・・



そんな理由を挙げる人は少なくないでしょう。そう思う人は、それでもいいと思います。


でも、場所にもよりますが、シングル女性向けの1LDKの新築マンションは、東京都内なら2000万~3000万円台が中心です。


全額をいまの最低金利で35年返済のローンを組むと、毎月の返済額は同じエリアで同じ広さの賃貸マンションの家賃より安くなります。


しかも賃貸マンションは引っ越すときには敷金・礼金・手数料がかかりますし、東京の場合、2年に一度の賃貸契約更新があり、そのたびに家賃の一ヶ月以上の更新料もかかります。



この先、10年・20年と家賃で暮らすより、断然、買った方がおトクだと思います。

分譲マンションに比べ、多くの賃貸マンションは建築コストを抑えているので、遮音性・設備仕様やセキュリティなどは分譲マンションよりも劣ることも多く、内装を勝手にリフォームすることもできません。



また、賃貸の場合は入居時に審査・保証人が必要ですが、マンション購入でローンを組む際には、保証人は必要ありません。

そして最も大きな違いは、賃貸はいくら家賃を払いつづけても何も残らないということ。

それに対し、購入すると払ったお金が確実に資産として残ります。
住宅ローンの返済は借金を返すことではなく、お金をお気に入りのマンションに変えて残す「マンション貯金」だと考えています。

STEP 1☆資金計画を立てる
* 貯蓄のうち購入にまわす金額を確認し、60歳までに完済するための繰り上げ返済計画を作成
* 両親に支援援助を打診(住宅資金贈与の特例を活用)
* 将来、マンションを貸した場合の家賃収入と毎月返済額の収支をチェック
* フラット35、財形、銀行などのローンの種類を調べ、シュミレーションを作成
★ 諸費用(新築は購入価格の約5%)は別途計上しておくことを忘れずに!!


STEP 2☆情報収集と条件の整理
* インターネットや「女性のための快適住まいづくり研究会」の銀座&自由が丘マンションライブラリーなどで物件の情報を集める
* 希望条件に優先順位をつける
* 希望条件に合った物件を絞り込む

STEP 3☆物件・不動産会社の検討

* 興味のある物件の資料を収集
* 資料をもとに比較・検討
* ホームページなどで売主・事業主(不動産会社)の概要と信用度をチェック

STEP 4☆現地・モデルルーム見学
* 希望に合った物件を一日3件以内で見学する
* 交通・生活施設の利便性や夜道の安全性をチェック
* モデルルームで使用・設備・間取り・収納・広さをチェック
* 営業マンの知識や対応などにより、不動産会社の信頼度をチェック

STEP 5☆購入物件の最終チェック
* 資金計画を再確認し、ローンの事前審査を受ける
* 管理規約、長期修繕計画書、住宅性能評価書の確認
* 購入後のアフターサービスと定期点検の確認
* 重要事項説明書と契約書のコピーをもらい内容チェック

STEP 6☆購入申込・契約・ローン手続き


入居説明会⇒内覧会⇒引渡し(鍵受取り)⇒引越し・入居⇒登記手続⇒権利証受領
⇒確定申告(住宅ローン減税対象のマンション購入者)


毎月一定の収入が継続してある人で、毎月家賃を払っている人や、実家に家賃程度のお金を入れている人なら、同程度の金額のローン返済でマンションを買うことは不可能ではないのです。

しっかりとした手順で物件を選んでいけば、少ないリスクで、安心して住める快適なマンションがきっと見つかります。

今なら価格と金利が安い(W安)ので、不況を味方につけて、夢が実現するまであきらめないこと!

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