2009年10月28日水曜日

聞き上手は相づち上手

相手に話しやすくさせる三つの技術があるといいます。

笑顔で「こんにちは」 「始めまして」と挨拶するのは基本で、問題は次に続ける言葉。

まずは、「第二の挨拶」が気持ちを和らげるのに重要。

初対面なら会社や業界の前向きな動きについて一言語る!

顔見知りなら、お祝い事や趣味に振り、「そうなんですよ」と相手が乗ってくるようにしたい。

第二の技術が「キャッチ&リターン」。

相づちの有効活用で、まず「ええ」「はい」と小さなうなずき、安心感を与える。

「そうですね」 「なるほど」と相手の話を肯定し満足感を高める。

さらに相手に意図は伝わっていることを確認してもらえるよう短い感想、質問を挟むことで、信頼感が生まれる。

また必ずしも肯定出来ない内容とには聞き終えてから、それは違うと反論するのではなく、
その場で「ほう、○○ですか。なぜなんですかね。」と質問形でさりげなく、疑義を挟んでおく。
この方があとの話が早い。

三つめが、「感性のしりとり」。

ずっと神妙に聞いていたのに、自分が話すとなると、突然らんらんと目を輝かせて身を乗り出すというのでは、今まで我慢して聞いてあげていたのだといわんばかり。

聞くときから相手のテンションに合わせておくのが基本だ。

訓示型の話を聞き続けていると、例えば営業の場合「話し手(客)は神様、営業マン(聞き手)はしもべ」
という力関係が固められていく。

豊かな相づちは相手との対等な立場を保つために重要だ。

こちらのペースに戻すには質問を発するのが効果的。

「・・・・ということは○○なんでしょうね?」。

「今のお話は要約すれば○○ということですね。」という、話をまとめる方向や「生意気ながら正直に言いますと、私は○○と思います」という意見でもいい。

相手がうなずいたり短い返答で息継ぎをしたりしたらこちらのもの。

「なるほど」と相手の言葉を承認しながら「それに関して言うと、こんな話もあります。」

「ちょっと別の視点で申し上げると」とつなぎの言葉を添えて、自分の伝えたい話題に転ずる。

話の転換は大胆に!!

論理がかみ合わなくてもいい。

意見は理解したと強調しつつ、あなたのための提案をしているという姿勢を保てば問題ない。

0 件のコメント:

コメントを投稿